~西会津で過ごすアートな時間~ アーティストが教える会津藩の御用紙「出ヶ原和紙」づくり
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期間: 5 時間 (約)
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所在地:Nishi-Aizu, Fukushima
製品コード:JP-FKS-7236-72361
【概要】
和紙を作るアーティスト・滝澤徹也と地域おこし協力隊で版画家の大山栞那が丁寧に教える和紙作り。「つくる」時間だけでなく、「つかう」時間も豊かにしたい。そんな想いであなたの生活を少し豊かにするラインナップを取り揃えました。伝統的な技術から生み出される美しい「出ヶ原和紙」の魅力を知れば、きっと日常に取り入れたくなるはずです。
★つくる作品は、「ランチョンマット4枚セット」「ブックカバー2枚」「名刺50枚セット」からお選びいただけます。★
【ハイライト】
- 美しい山々に囲まれ、どこか懐かしい田園風景が残る西会津町。鳥の鳴き声や山の風音を聞きながら制作する時間は、自分自身と向き合える時間です。
- 和紙作りを教えるのは、出ヶ原和紙の継承者である2人のアーティスト。あなたの日常に寄り添う作品作りをお手伝いします。
- プライベートプランなので、周りを気にせず自分のペースで制作できます。
【体験の流れ】
1. 楮(こうぞ)すべ取り(皮むき)楮の皮を水に浸しておき、道具を使って「クソ皮」と呼ぶ黒い表皮を取り、白皮にします。
2. ちりより
煮熟した楮のアク抜きを行った後、水の中で皮についたゴミや傷を取り除きます。
3. 手打ち叩解(こうかい)
ちりよりをした楮1玉を石の上で10分間、紙そぶち棒を使って叩きます。
4. 紙漉き
舟にきれいな水を張り、叩解した楮とネリ(ノリウツギかトロロアオイの粘液など)を入れ、よく撹拌し舟水を作ります。その舟水を簀桁(すけた)で何度も汲み、揺すり、紙を漉きます。漉いた紙は紙床台(しとだい)に重ねて伏せていきます。
5. 板干し
漉き重ねた紙は、圧搾し水分を抜き、一枚ずつ板に干して乾かします。
※完成品は後日郵送いたします。
【担当者からの言葉】
西会津町「出ヶ原集落(いづがはらしゅうらく)」その名はかつて「伊豆(いづ)の国」から来た者が紙漉きを伝えた事に由来すると言われています。
当時の出ヶ原和紙の中でも「出ヶ原杉原(いづがはらすぎはら)」は会津藩の御用紙でした。そして「出ヶ原(いづがはら)」といえば周辺地域では紙の代名詞とされていたほどに知られた紙でしたが、近代化の波と水害によって1970年頃に出ヶ原和紙の生産は一度途絶えてしまいました。
しかしその後、故佐藤昭悦氏が出ヶ原和紙の再生事業に取り掛かりましたが、体調を崩され、中断します。
その流れを引き継ぎ、2016年からアーティストで手漉き和紙製造と研究を行う滝澤徹也と地元有志が出ヶ原和紙を復活させました。(昔の紙を出ヶ原紙、現在生産しているものは出ヶ原和紙と呼んでいます。)現在は、地域おこし協力隊で木版画を専門とする大山栞那と共にこれを地域に残し生かすため、活動を行っています。
ご縁を頂きました皆様と共に地域の文化のDNAを広げられればと思っております。応援、お力添えいただけたら幸いです。
【重要事項】
- 体験時間:5時間
- 集合場所:道の駅にしあいづ [MAP]
〒969-4406 福島県耶麻郡西会津町野沢字下條乙1969-26
※道の駅にしあいづまで送迎いたします。
普通車で、「出ヶ原和紙工房での体験」ボードを持ってお待ちしています。 - アクセス:車/磐越自動車道・西会津ICから国道49号線で2分
電車/JR磐越西線野沢駅から徒歩9分 - 予約可能な最低人数:2人
- 言語対応:日本語
- 含まれている物:
・体験料
・材料費
・印刷代
・加工代 - 含まれてない物:
・郵送料
・昼食代 - 持ち物:
・タオル
・エプロン(無料で貸し出し可能)
・現在使用している名刺(名刺制作を選択した方のみ) - 服装:多少水に濡れる可能性があります。動きやすい服装と歩きやすい靴でお越しください。
- 参加者条件:
・車いすの方にはご参加いただけません。
・7歳~ご参加可能です(未就学児は無料で見学可能)。 - 無料Wi-Fi:〇
- トイレ:〇
- その他注意事項:
・天候や災害等で催行不可の場合は、体験当日の2日前に電話またはメールでご連絡します。
・体験時間には昼食休憩が含まれています。昼食時には工房周辺の昼食場所をご案内します。
【キャンセルポリシー】
ご予約日の3日前〜 60%
ご予約日の前日〜当日 100%