自分で描く、世界に一つだけの特別な会津漆器。創業190年 会津の老舗漆器店で蒔絵体験
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期間: 2 時間 (約)
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所在地:Aizuwakamatsu, Fukushima
製品コード:JP-FKS-7234-72341
【概要】
会津漆器の蒔絵師として45年以上活動しているプロの職人が直接指導する特別な蒔絵体験です。オリジナルデザインを描きたい方は、絵柄をお持ちください。蒔絵師が丁寧にアドバイスしながら、世界に一つだけの特別な漆器制作をサポートします。ご自身で描きたいデザインがない方でも、見本のデザイン集からお選びいただけますので大丈夫です。
大切な人への贈り物や旅の想い出に、ぜひ会津の伝統工芸品づくりをたのしんでみませんか。
★蒔絵を描く漆器(木製)は、お椀や茶碗、梅皿、湯呑、酒器等からお好きなものをお選びいただけます。★
【ハイライト】
- お客様ご自身で描きたいデザインを蒔絵の技術を用いて表現できるのが、本体験の魅力!ぜひ、どんな漆器を創りたいか、イメージを膨らませてお越しください。
- 集中力が必要な繊細な筆使いも、プロの蒔絵師がサポートするので安心です。
- 体験前には、会津塗伝承蔵や美術蔵を職人が直接ご案内します。展示には書かれていないような歴史やストーリー、美術作品の魅力を、職人自らの経験を踏まえてご紹介します。
- 建物登録有形文化財(建造物)にも登録されている歴史ある空間の中で、会津の伝統文化を体感することができます。
【体験の流れ】
このプランは、開始時間を選択できます。右上のボックスでお好きな開始時間をお選びください。1.蒔絵体験を始める前に、職人が会津塗伝承蔵や美術蔵をご案内します。
この道45年の蒔絵師だからこそ知っているエピソードや、漆器のおもしろさをお伝えします。
2.体験蔵に着いたら、まず蒔絵を描きたい漆器を一つお選びください。
3. 漆器を一つ選んだら、次にデザインを選びます。
下絵をお持ちの場合は、デザインを漆器のどこに配置するかを決めましょう。
4.蒔絵を施す前に、職人がお手本を見せますので、筆使いなどを練習してみましょう。
5.下絵をトレーシングペーパーに写し、漆器にデザインを写します。細い筆先で描く作業は、集中力が必要です。
6.描いたデザインに塗料を撒きます。7色の色鮮やかな色粉からお好きな組み合わせを選び、自由に色付けできます。
7.色が定着したら完成です。完成品はその日のうちにお持ち帰りいただけます。
【地域資源紹介】
1590年、関白豊臣秀吉の命を受け会津の領主となった蒲生氏郷が、漆器職人約50人を連れて会津漆器の基礎となる伝習所(今でいう学校のようなもの)を創立したことが、会津が漆器の産地として発展したきっかけです。その後、会津藩祖の保科正之が産業体制を整えたことによって瞬く間に全国へと広まっていきました。ひたむきな技術革新によって生み出された、手ごろで丈夫、かつ使い勝手の良い品々は、日本の毎日の食卓だけでなく冠婚葬祭にも欠かせないものとなりました。
【担当者からの言葉】
皆様、はじめまして。蒔絵師の中村光彩と申します。
よく、色んな方から「なぜ蒔絵をしているのですか?」と聞かれるのです。
西洋の生活様式が入ってきたことによって、日本の文化や日本古来の伝統工芸品がどんどんなくなっていく、それを感じ、危機感を持っています。
会津漆器の出荷額は落ち込んでいますが、絶やしてはいけない、残すべき価値あるものです。
蒔絵体験を通して、日本の伝統工芸品を楽しみながら、皆さんの生活の中でもぜひ漆器を使ってもらえたら嬉しく思います。
【重要事項】
- 体験時間:2時間
- 集合場所:会津塗伝承館 鈴善 [MAP]
〒965-0037 福島県会津若松市中央1-3-28 - アクセス:車/会津若松ICから約10分
電車/会津若松駅から徒歩で約10分(信号9個目角) - 予約可能な最低人数:2人
- 言語対応:日本語
- 含まれている物:
・講師費
・漆器代
・道具代 - 無料Wi-Fi:×
- トイレ:〇(洋式)
- 注意事項:
下絵を準備される場合は、以下のサイズに収まる形で【白い紙に線画で】下絵を描き、ご持参ください。
・お椀・茶碗:5cm四方
・梅皿:11cm四方
・湯呑:7cm四方
・酒器:高さ3cm四方
※詳細については、お問い合わせください。
【キャンセルポリシー】
旅行開始日の前日〜当日 100%